3月8日の『ありえへん∞世界』で取り上げられる、不可解な死が起こるアメリカの病院。
看護師のクリステン・ギルバートが、警備員のジェームス・ペローに会いたい・良い所を見せたいという動機で起こした事件でしたね。
この記事では、クリステンとジェームスの関係について書いていきます。
クリステン・ギルバート(クリスティン)が警備員ジェームス・ペロー(ジェームズ)と不倫
2人の子供が居ながらも不倫
クリステンに次男が生まれた翌年の1994年、病院に新しく警備員としてジェームス・ペローが採用されて2人が出会います。
ジェームスは高身長イケメンで、クリステンはジェームスに惹かれていきました。
そして1995年には夫との関係が破綻して、クリステンの愛は完全にジェームスに向いていってしまいました。時には車の中で、2人は定期的に行為に及んでいたそうです。この時はまだ離婚していません。
1995年の終わりごろに、ジェームスはクリステンの近くのアパートに引っ越しました。クリステンも夫と2人の子供を残して、家を出てしまいます。
ジェームスとの関係をやめるか、夫と別れるかをクリステンは迫られましたが、クリステンはジェームスを選びました。
その後クリステンは夫との離婚を申請します。
クリステンがジェームスに会うために緊急医療事態を起こす
緊急医療事態が起これば警備員は立ち会わなければいけません
クリステンが事件を起こす動機に当たります。
同じ病院で働いてはいますが、看護師と警備員では仕事中に接点がほとんどありません。
普通なら…。
しかしこの病院は、緊急医療事態が発生した時には警備員の立ち合いが義務づけられています。クリステンはこのシステムを利用して、仕事中に警備員のジェームスと会う方法を思いつくんですね。
ジェームスと仕事中にも会うため、ジェームスの気を引くために患者にエピネフリンを投与して、自ら処置を施していたんです。患者の生死はどうでも良かったんだと思われます。ただジェームスを自分のいる病室に呼びたいという理由で行っているんです。
起訴されたもので1番最初の事件は、1995年8月に患者を殺害した件です。
しかし”死の天使”と呼ばれた彼女は、80人以上の死亡と300以上の緊急医療事態発生に関与している可能性があると言われています。ですから、もっと前からこのシステムを利用してジェームスの気を引こうとしていた可能性もありますね。
クリステンが警察から調査されてから
警察に協力するジェームスに仕返し
患者の死やエピネフリンの在庫が減っていたことに疑問を感じた3人の看護師が警察に訴えます。
それによってクリステンが調査され始めます。クリステンは病院を退職し、病院の精神科に7回入退院を繰り返しました。
そんな頃(1996年7月)、クリステンはジェームスに電話をして「患者を殺した」と自白してしまいます。しかし既に2人の関係に捜査が及んでいて、ジェームスはそのことを話してしまうんですね。
ジェームスはクリステンと接触禁止になり、大陪審で証言します。
そしてクリステンは1996年9月、病院に虚偽の爆破予告をするんです。この目的は捜査の目を逸らすこと、そして捜査に協力したジェームスと元同僚の看護師への仕返しだといいます。
これ以降2人が会ったかどうかはわかりません。