6月28日の『仰天ニュース』取り上げられる柏木昭男(かしわぎ あきお)。
柏木昭男は1990年2月にドナルド・トランプ氏とカジノでギャンブル対決していました。
そこで600万ドルの収益を得て、トランプ氏に勝利しました。
しかし同年5月、再びトランプ氏と対決するものの、1000万ドルの敗北。
1992年、総ケヤキ造りの「柏木御殿」という時価50億円と言われていた自宅で殺害されました。
目次
【仰天ニュース】柏木昭男(かしわぎあきお)が暗殺される!死因は失血死
20数ヶ所の傷
1992年1月3日、山梨県の自宅の台所で、柏木昭男が仰向けで倒れていました。
居間で襲われて台所に逃げたようです。
柏木昭男は日本刀のような刃物で20数ヶ所の刺し傷や切り傷があり、失血死でした。
現場の20畳の広さの台所は、血の海と化していたとのこと。
部屋の中を物色した跡はなく、遺体の状況から怨恨による殺人と見られていました。
ちなみに家族はその時イチゴ狩りに出かけていて、柏木昭男1人残っていたとのこと。
家族が午後9時半に帰宅した際に遺体を発見。
【仰天ニュース】柏木昭男(かしわぎあきお)を殺害した犯人は時効を迎える
2007年1月に公訴時効で迷宮入り
公訴時効とは
公訴時効は起訴できるタイムリミットですね。
1度目の平成16(2004)年には、公訴時効期間の延長を内容とする改正がなされ、その結果、死刑に当たる罪については15年であったのが25年に延長されるなどしました。
なお現在は、「上限が死刑である犯罪」は公訴時効が廃止されています。
公訴時効期間は、2004年(平成16年)12月の刑事訴訟法改正により延長された(2005年(平成17年)1月1日施行)。
なお、この時点における改正では時効期間の遡及適用については規定されておらず、改正法施行前に発生した事件に対する公訴時効については改正法附則3条2項により「従前の例による」と規定されている。
事件が発生したのは1992年、2004年に公訴時効期間の改正がありましたが、この事件に適用されるのは以前の「15年」。
2007年に15年の公訴時効を迎え、犯人は捕まらないまま終了しました。
ただ、この事件において逮捕されていた人物が2人いたんです。
逮捕された2人の人物
暴力団組員と看護師を逮捕
県内の暴力団幹部の男性を殺人容疑、その知人の女性看護師を証拠隠滅の容疑で逮捕。
この男性は車の売買を巡り柏木昭男とトラブルになっていたとのこと。
女性は運転手役で、柏木昭男を殺害して返り血まみれの男性を乗せて帰り、助手席に染み付いた血液を拭き取った容疑。
ルミノール反応が出ないように薬液処理をした跡もあったとのこと。
ルミノール反応
ルミノール反応はルミノール判定試薬を血痕のありそうな場所に噴霧すると、血液だった場合は発光が見られるというものです。
しかし2人は容疑を否認し続け、凶器も見つからず、嫌疑不十分で釈放される。
その後も山梨県警は犯人を捕らえることはできずに、2007年1月に時効を迎えました。
なぜ殺害された?
借金900万ドル
殺害された理由は不明です。
ただ、柏木昭男は死亡した時点で、カジノで900万ドル(13億5000万)の借金があったといいます。
だからトランプ氏が借金返済を迫って…みたいな噂もあったようですね。
柏木昭男は昔から嫌がらせや脅しといった、あくどいビジネスをしていたようで、かなり嫌われていたようです。
恨みを持つ人間も多いようで、これといった理由はわかっていないみたいですね。
【仰天ニュース】柏木昭男の豪邸「柏木御殿」の現在は温泉施設
「河口湖温泉寺」

引用:jalan.net
河口湖温泉寺
【所在地】
〒401-0301
山梨県南都留郡富士河口湖町船津6677
【定休日/休業日】
年中無休
【じゃらん口コミ】
4.5
宿の母屋は総欅造り。銘木の選定に10年、建築に12年をかけた一大建築です。かつては柏木御殿と呼ばれた個人邸宅でした。さらに、客室から見える庭園も心を休める雰囲気を高めます。メゾネットタイプのスイート「光の間」は、京都のお寺や料亭かと思うような玉砂利の日本庭園。大人のしっとりとした滞在になりますよ。
柏木御殿は現在こちらの温泉になっているらしいですね。
柏木御殿は相当大きいと思われるので、温泉になっていてもおかしくはないですね。
【仰天ニュース】柏木昭男を殺害した犯人・柏木御殿の現在まとめ
柏木昭男の暗殺についてまとめてきました。
時効のため犯人は野放しですね。
逮捕した2人も結局不起訴となりましたし、それ以外に容疑者も浮上していないようですし。
殺しのプロの仕業なんですかね~。