2022年5月17日の『仰天ニュース』で取り上げられる、中江滋樹(なかえしげき)。
1985年にあった、600億円詐欺の「投資ジャーナル事件」の首謀者として知られています。
事件以前は数百億と稼いでいた中江氏ですが、詐欺事件をきっかけに金がほとんど無くなり、最後は家賃4万8000円のアパートで起きた火災で亡くなりました。
中江氏は全盛期の時にパーティーを開いたりしていたのですが、その際に芸能人や政治家などの有名人も名を連ねていました。
この記事では、中江滋樹と関わりのあった有名人(今でも知名度が高い人)を挙げていきます。
上の記事から中江滋樹について理解した上でこの記事を見ると、より理解できるのでそちらも併せてお願いします。
目次
【仰天ニュース】中江滋樹(なかえしげき)と関わった芸能人・有名人
アイドル・漫画家・内閣総理大臣
アイドル:倉田まり子
投資ジャーナル事件に巻き込まれ引退
元女優・元アイドルの倉田まり子さん。
詐欺被害に遭ったわけではないのですが、ある意味では事件の被害者です。
彼女は清純派を売りにしていたアイドルなのですが、投資ジャーナル事件の際に『FRIDAY』に中江滋樹との2ショットが載せられてしまいます。
その際に、2人が愛人関係にあったのではないかと疑われてしまいました。
詐欺師である中江滋樹との関係を疑われて、倉田まり子さんは引退に追い込まれてしまいました。
上の動画は2012年に投稿されていますが、100万再生を超えています。
引退後も人気であった証拠ですね。
内閣総理大臣:田中角栄
国税の調査を止める
「赤坂の半玉(芸者見習い)を一本(一人前)にした。その際、国税が動いたことがあるんだ。
自分の女にしたのはいいが、彼女、俺がやったカネで赤いベンツなんか買うもんだから、同僚だったお姐さんが焼き餅を焼いて国税にチクったんだな。
その時は、薬品会社の社長に紹介してもらった田中角栄先生に相談した。
すると、さすがは大蔵省に睨みを利かせていた角栄先生だ、その途端、国税の調査はピタッと止まった」
その後、中江氏が謝礼として3000万円を渡そうとした際、「君みたいなガキから、カネはもらえない」と突き返したそうです。
漫画家:本宮ひろ志
『サラリーマン金太郎』の作者
代表作として、『男一匹ガキ大将』『俺の空』 『硬派銀次郎』などがあります。
2人の関係については調べても詳しく出てきませんでしたが、中江氏は以下のように語っています。
「東京拘置所に収監されていた時のこと。
ある新聞に漫画家の本宮ひろ志が『俺には2人、親友がいる。1人は江川卓で、もう1人は中江滋樹』と書いてくれた。
あれは本当にうれしかったね。本宮氏との肝胆相照らすつきあいはその後長く続いたよ」
【仰天ニュース】中江滋樹(なかえしげき) 国会議員に名刺代わりで500万を渡す
当時は政界への人脈もあり、「麻生太郎を首相にする会」に名を連ねていたとのこと。
政治家に会うと名刺代わりに500万円持たせたと本人は言っています。その額は合計10億円と、200人ほどに渡していたといいます。
↓投資ジャーナル事件で逮捕された時の話
「当時の五十嵐紀男という地検特捜部の副部長が、“紅白(歌合戦)4回の求刑(懲役4年)で済ませてやるから、日本の国を浄化するため、カネをもらいにきた政治家の名前を明かしてくれ”と持ちかけてきた。
でも、断ったよ。
俺が逮捕されると、離れていった政治家連中の変わり身の早さを思い、名前を出せばよかったと考えることもあるけどね」
【仰天ニュース】中江滋樹(なかえしげき)と関係があった有名人・芸能人 まとめ
ここでは3人しか挙げていませんが、実際はもっと多くいたでしょう。
中江滋樹はパーティーに、スプーン曲げやポケモンの訴訟問題で有名なユリ・ゲラーも呼んでいます。
他にも有名会社の社長なども交友があったようですし、詐欺事件が起こる前の人脈は広かったのでしょう。
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